2019年8月の出来事

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2019年8月23日、薬害根絶デー民医連学習交流集会

2019年8月23日、薬害根絶デー民医連学習交流集会
あおば薬局太田店 八木美沙紀

 

大学の様々な講義で薬害を勉強しました。
そして、どの講義でも、薬害は悪いことであり、絶対に起してはならないと、耳にたこができるほど聞かされてきました。

 

なぜこのようなことを繰り返し、学生に学習させるのか。その学習をする意味とは、今後、我々が同じ過ちを生み出さないようにするための戒めだと、私は考えています。
しかし、薬害は根絶することなく、同じような歴史が繰り返されているのが現状です。今回、初めて薬害根絶デー民医連学習交流集会に参加させていただきました。そして、片平先生の学習講演の中でとくに印象的だった言葉があります。「その物質(薬)をまさに原因として作用させた社会的な仕組み、メカニズムが残っているかぎり、問題は形を変えて現れてくる」という言葉です。はっとさせられました。いくら大学の講義で、我々がこういった薬害の事実があった、ということを学んだとしても、その薬害に至った経緯を真に理解していなければ、薬害は何度でも起こり得るのです。

 

また、厚労省前リレートークでは、薬害にあった方々、叉はその家族の生の感情に始めて触れました。衝撃を感じたと同時に、初めて薬害に対する危機感というものを感じました。私の中で、薬害はどこか別の世界の話なのだと、目をそらしているふしがあったからです。私と同じように、日々を過ごしている人間が、何らかの拍子で摂取した薬で、急に人生を狂わされるのです。決して、別の世界の話ではありません。そして、いつ何時、私自身が薬害の加害者になることも、被害者になることもありうるのです。大変恥ずかしい話ですが、今回の薬害根絶デー民医連学習交流集会に参加することで、大学で薬害を勉強した気になっていただけだったと痛感させられました。
学習講演の中で、最後に片平先生は、薬害に対して何よりもまず初めにすることは、「被害にあった方に合い、知ることが第一歩」だと仰っていました。今回の薬害根絶デー民医連学習交流集会への参加が、私の初めの第一歩です。

 

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