実習風景・実習を終えての感想
2024年度U期 あおば薬局前橋店にて実習 Kさん
2024年度U期 あおば薬局前橋店では1名の実務実習を実施しました。
■薬局実務実習で特に印象に残ったこと
薬局の方々が日々患者さんのために何ができるかを考えながら業務を行っていることが印象に残っています。薬局や患者宅での服薬指導でのサポートだけでなく、患者さんへの電話で体調を伺う、フォローアップ業務や患者さんからの電話対応などのお薬を患者へ渡す時だけではなく渡した後にサポートすることの重要さ、薬を適切に服用してもらうための工夫などが日々考えられ行われているのがわかり、大きな学びになりました。
■将来は、どんな薬剤師になりたいですか?
患者さんに寄り添ってサポートできる薬剤師になりたいです。そのために、薬剤師として幅広い知識を身につけ、それをわかりやすく説明できるようになることや信頼されやすい、話しやすい雰囲気を作れるようなコミュニケーションが取れる薬剤師になれるよう頑張ります。
■今回の実習を振り返っての感想
多くの患者さんに服薬指導をさせてもらえてとても勉強になりました。大学での知識だけでは足りないと感じる場面や学んだことを患者さんにわかりやすく伝える難しさを日々感じることが多かったです。100を超える患者さんを服薬指導させてもらうことが出来、それぞれに合わせた話し方、話のスピードなどを工夫する必要性を学ばせてもらいました。
11週間という短い間でしたが、いろいろな実習を経験させていただきとても勉強になりました。皆さん優しく声をかけていただいて実習中大変お世話になりました。
2024年あおば薬局高崎店にて実習 Iさん(T大学 薬学部)
2024年度あおば薬局高崎店では薬学生実務実習を行いました。
1.実習中印象に残ったこと
初めは、実際に現場で患者さんと関わることがちゃんと出来るのか不安で、服薬指導では緊張してしまい、上手く出来ませんでした。しかし、薬剤師の皆さんが親身に指導してくださり、回数を重ねるごとに少しずつ患者さんとコミュニケーションがとれるようになってきました。処方されている薬についての幅広い薬学的知識に加え、薬の効果や症状経過、副作用など服用後のモニタリングも含めて適切な治療を行うためには患者さんからいかに聞き出すかが重要であり、そのためには患者さんとのコミュニケーションが欠かせないことを改めて実感しました。
2.将来はどんな薬剤師になりたいですか?
患者さんから信頼される薬剤師になりたいです。患者さんに寄り添って、自分の価値観で判断せずに共感し、薬のことはもちろんのこと、様々な視点から患者さんのことを考えられるようにしていきたいです。
3.これまでの実習を振り返っての感想
大学の講義では学ぶことのできない多くの経験が出来ました。薬局で実際の様子を見ることで、理解が深まり知識が定着しました。また、薬局内だけではなく施設に行く機会が多くあり、施設の薬の管理方法を学んだり、ケアチームの一員としてサービス担当者会議に参加したり、班会に参加して地域活動を行っている様子を見たり、学校薬剤師や災害時支援の話しを聞いたりなどさまざまな活動を通して薬剤師が担う役割は幅広いことを実感しました。日々学ぶことが多くとても充実した 11 週間を過ごしました。この実習で学んだことを糧にしてこれからも励んでいきたいと思います。ありがとうございました。
2024年度あおば薬局太田店にて実習 Oさん(J大学 薬学部)
■薬局実務実習で特に印象に残ったこと
実習前、薬局での服薬指導は、薬の説明を行うだけだと思っていました。また、病院と同じ説明を薬局でも聞くため、薬局での説明を快く思わない患者さんが多いというイメージがあり、身構えて実習に臨みました。しかし実際には、患者さんから様々なご質問をいただくことや、電話でのお問い合わせが多いことが印象的でした。患者さんにとって、薬局が頼りになる場所になっていると感じました。
■将来はどんな薬剤師になりたいか
薬剤師の皆さんが働く姿を近くで見て、幅広い知識をもとに業務を行っていることが分かりました。私も幅広い知識を持ち、様々な職種と連携して、患者さんとその家族に寄り添うことができる薬剤師になりたいと思います。
■今回の実習を振り返っての感想
毎日新たな学びがあり、11週間があっという間に過ぎ、充実した実習でした。また、服薬指導やフォローアップ、在宅訪問、麻薬の廃棄など、実習でしかできないことを経験し、大学で学んだ事をさらに深く理解することができました。
今後は、実習で学んだことを活かして、日々の学習に励みたいと思います。
2023年V期 あおば薬局太田店にて実習 Cさん(T大学 薬学部)
■薬局実務実習で特に印象に残ったこと
薬局実務実習で特に印象に残っていることは、終末期の患者様への在宅訪問です。
実習中、指導薬剤師の方と一緒に、ある終末期の患者様のお宅へ数回訪問させていただきました。しかし、それから間もなく、患者様がお亡くなりになったと知りました。お伺いした際に、少しお元気な様子だったのになぜという気持ちと、何もできない無力感があり、とても印象に残っています。
■将来はどんな薬剤師になりたいか
私は、将来は認定などの専門的な知識を身につけ、薬剤師としての強みを持ち、患者さんから信頼される薬剤師になりたいです。
また、患者さんだけではなく、多職種連携の面において、他の医療従事者の職種を理解し、自分の専門性をわかりやすく共有できるような他の職種からも信頼される薬剤師になりたいです。
■今回の実習を振り返ってみての感想
今回の実習を振り返ってみて、実習が始まる前は、服薬指導などがしっかりとできるか不安でしたが、薬剤師の方や事務の方が優しく指導してくださり、すぐに不安な気持ちはなくなり、気づけばあっという間に11週間の実習が過ぎてしまいました。
服薬指導では、最初はどうやってコミュニケーションを取れば良いかがわからなかったが、指導薬剤師の方のアドバイスを参考にし、何回か服薬指導を行うことで、少しずつ患者さんとの会話をスムーズに行うことができました。
これからも薬局実習で学んだことを活かして、患者さんに寄り添える薬剤師になりたいと思います。
2023年度あおば薬局高崎店にて実務実習の様子
2023年度あおば薬局高崎店での実務実習は1名実施しました。
Aさん(高崎健康福祉大学 薬学部)
@実習中印象に残ったこと
実習では、大学で教わった知識として知っている事だけでは患者様への説明には不十分だと感じることが多く、薬剤師の方々の知識の深さと幅広さに驚きました。また、薬局の方々はすでに知識が十分にあるのに、新薬や処方薬の珍しい使い方など知らないことや些細な疑問点があると、すぐに調べて情報を共有しており、積極的に知識を深めようとする姿勢が積み重ねられた結果なのだと実感しました。
A将来はどんな薬剤師になりたいですか?
私は将来的に、地域の人が日常で困った時に患者様になる前の健康な状態で気軽に相談してもらえる薬剤師になりたいです。そのため、医薬品の知識以外にも興味を持ったことや疑問点などは積極的に調べ、幅広い知識を身に着けていこうと思います。
Bこれまでの実習を振り返っての感想
実習中は服薬指導だけではなく、様々なことを経験させていただきました。 薬局実習が始まるまでは、服薬指導と監査以外に何をするのだろう?上手く出来るだろうか、失敗してしまい迷惑をかけるのではないかと不安でしたが、指導薬剤師の方を含め薬局の方々に指導していただき、少しずつ服薬指導にも慣れ患者様と話すことが楽しいと感じる機会も増えるようになりました。
現場の薬剤師の活躍を見て実際に様々な経験をさせてもらえました。それによって知識の理解度が広がり、患者様への服薬指導に対する苦手意識を克服できました。
2023年U期 あおば薬局前橋店にて実習 Rさん(G大学 薬学部)
■薬局実務実習で特に印象に残ったこと
あおば薬局前橋店は様々な場面で地域貢献を行っていることです。
講演会や在宅医療、サービス担当者会議など様々な活動を行っており、これらの活動を通して、予防・未病段階から終末期までの地域住民の健康を支えていると実感しました。
■将来はどんな薬剤師になりたいか
患者に寄り添い不安や悩みについて理解し、様々な面でサポートを行い、患者の病状や希望に適切な医療を提供できる薬剤師になりたいです。
■今回の実習を振り返っての感想
11週間の薬学実習を通して、充実した経験を得ることが出来ました。在宅医療、学校薬剤師、公衆衛生、啓発活動における薬剤師の幅広い役割やコミュニケーションスキルの重要性を学ぶことが出来ました。
最初は不安や分からないこともありましたが、多くの方々に支えられ無事実習を終えることが出来ました。これらの経験を活かし、薬剤師として高い専門性を身に着けていけるよう頑張りたいです。
■服薬指導の前に服薬指導ポイントを担当薬剤師と確認している様子
□指導薬剤師より
実習が始まった直後の服薬指導では、たどたどしかったものの、最後は問題ないレベルで指導出来ていました。短い実習期間でしたが、成長を感じ取ることができました。
密度の濃い実習でしたが、良い経験はしっかり吸収して今後もがんばってください。
2023年U期 あおば薬局太田店にて実習 Kさん(T大学 薬学部)
■薬局実務実習で特に印象に残ったこと
最も印象残っているのは服薬指導です。実際の現場では学校で見た模範症例よりも複雑な処方内容が多いことに驚きました。薬の効果や副作用の説明だけでなく、処方した医師の意図も読み取らなければ、患者さんの服薬アドヒアランスの向上に繋げられないことを学びました。
また、処方せんだけでなく、過去の薬歴やお薬手帳から様々な情報を読み取った上で、患者さんに合わせて、必要な指導内容考えていかなければならないことなど、とても勉強になりました。
■将来はどんな薬剤師になりたいか
患者さんが安心と信頼をできる薬剤師になりたいです。
薬に関する知識を深めることはもちろんのこと、患者さんの立場に立って物事を捉え、不安や疑問についてわかりやすく適切な説明ができるようにしていきたいです。
■今回の実習を振り返ってみての感想
11週間の薬局実習は長いようで終わってみると一瞬のように感じました。
もともとコミュニケーションに自信がないこともあり、最初の頃の服薬指導では焦ってしまうことや、一方的に話してしまうなど、上手くいかないこともありました。しかし、回数を重ねるごとに流れを掴めるようになり、患者さんの話を聴く姿勢を持ち、話しやすい雰囲気を作ることがまず大切であることを学びました。
また、調剤や服薬指導だけでなく在宅訪問や学校薬剤師としての環境検査、ワークショップによる交流など多くの経験をさせていただきました。実習でまなんだことを活かし、今後も学習に励みたいと思います。
2023年U期 あおば薬局渋川店での実務実習 (K大学 Sさん)
2023年度 あおば薬局渋川店で実務実習を行ったSさんから感想をいただきました。
実務実習を終えての感想
■実習中印象に残ったことは?
同じ患者様に3回にわたって服薬指導をさせていただきました。自分なりに患者様の抱える課題に向き合い、どのようなことを、どのような言葉で指導するのか考えました。生活習慣改善のアドバイスをいかに動機付けできるかが課題でしたが、3回目の最後の服薬指導の際、私の生活指導に対し、「やってみます」と笑顔で答えてくださったのがとても印象に残っています。薬剤師としてのやりがいを感じた瞬間でした。
■将来どんな薬剤師になりたいですか?
患者様の治療を様々な角度からサポートできる薬剤師になりたいです。
薬局では服薬指導のみならず、生活指導やOTC医薬品の販売、在宅ケアなどを実施しており、薬剤師にできることの幅広さを実感しました。実習では、その一端に触れさせていただきましたが、患者様それぞれに適する提案をするにはまだまだ多くの知識や経験が必要であることが分かりました。今後は健康食品やOTC医薬品、症状改善に良い生活習慣などの知識を深め、患者様のニーズに沿ったサポートができるように励みたいです。
■実務実習を終えての感想を教えてください。
実習期間を通して、服薬指導の経験をたくさん積ませていただきました。実習始めたての頃は患者様の前に立つだけでも緊張し、うまく病状を聞き出せないことが多々ありましたが、今では「どう質問したら答えやすいか」や「どんなアドバイスが必要か」まで考えながら患者様の前に立つことができるようになりました。また実際に指導をすることで、自分にはどんな知識が足りないのかを実感でき、学びを深めるきっかけにもなりました。
最初は長いと感じていた実習も終えてみれば、あっという間の11週間で、とても実りのある充実した日々でした。この実習で学んだことを糧に、立派な薬剤師になれるよう励んでいきたいと思います。
丁寧にご指導していただき、ありがとうございました。
実務実習お疲れさまでした!(あおば薬局渋川店)
2022年あおば薬局渋川店にて実習 Oさん(G大学 薬学部)
■実習中印象に残ったこと
1日の処方箋枚数や1枚の処方で出る薬の数の多さに驚きました。1日平均で150枚の外来処方箋や老人保険施設の処方箋がくることに加え、10種類近くの薬が処方箋に書かれていることも多く、さまざまな薬を目にすることができ、非常に勉強になりました。
■将来どんな薬剤師になりたいか
患者さんから信頼される薬剤師を目指しています。信頼関係を築くことができたら治療に前向きになっていただけたり、少しの身体の変化でも相談していただくことで副作用や新たな疾患の発見にもつながると思うからです。また、OTC医薬品も扱える薬剤師になりたいです。少しの体調不良なら自分で治そうという意識が増え、セルフメディケーションの重要性が増していくと思われるため、医療用医薬品だけでなくOTC医薬品にも携わりたいと思っています。
■実務実習を終えての感想
服薬指導や処方解析を通し、さまざまな知識を教えていただきました。座学では学べなかった実際の臨床現場ならではの学びを肌で感じることができました。忙しい中でも私の質問に丁寧に答えてくださり、非常に勉強になりました。11週間ありがとうございました。