福祉用具相談員の定例学習会 介護シューズ編
「福祉用具専門相談員は日々勉強!」
あおば薬局福祉用具貸与事業所で専門相談員をしている本間です。
私たち福祉用具専門相談員は、介護用品や福祉器具を必要とされている方に対して、ご要望や生活環境なども含めて、適切な用具・器具をご提案する役割を担っています。
「福祉用具」と聞いてピンとくる方は少ないと思いますが、一般的には「介護用品」などと呼ばれていています。代表的なものには介護ベッドや車いす、杖などがありますが、その他にも生活の様々な場面や用途、目的に応じて多種多様な器具があります。さらに、こうした器具も日進月歩、どんどん進化しているのです。
日々進化する福祉用具について、最新情報や実際の器材について知識を深めるために、私たちは定期的に学習会を行っています。
今回は、先日学習した「介護用シューズ」についてご紹介します。
「介護用シューズ」は主に病院や介護施設で使用するリハビリや、脱ぎ履きのしやすさに特化した靴の事です。
主な特徴は以下の通りです
@ 履き口が大きく足を出し入れしやすい。
A 靴のつま先が少し上がっていてつまづきにくい。
B リハビリ用のシューズは、くるぶしとかかとをしっかり支えて歩きやすい。
介護シューズを選ぶうえで一番大切なのが使う場所・用途です。
具体的には、使用場所は屋内か屋外か。想定される運動やリハビリなどによる負荷はどの程度か。防水性や伸縮性はどうか。利用者様が快適に使用できるかなどです。
靴底の素材や形状など、様々な商品がある中でお客様に相応しい介護シューズを選ぶ事ができる様、あおば薬局では薬局事務職員も介護シューズの事を学習しています。
入院や入所、リハビリで介護シューズが必要になりましたら、是非ご相談ください。