第56回 日本薬剤師会学術大会in和歌山に参加しました!

2023年9月17日〜18日に和歌山県で行われた第56回 日本薬剤師会学術大会に参加しました。  

 

 

初日
ランチョンセミナー「頭痛診療における薬剤師の役割?トレーシングレポートの活用?」
片頭痛の疫学、病態、治療、新たな治療薬、トレーシングレポートについて学びました。片頭痛について広く学び直し、また、頭痛専門医院についてと、医師と他職種の連携の事例を、知ることができました。

 

演題発表「ポリファーマシー、地域保健活動、吸入指導、かかりつけ機能、経口避妊薬など」
減薬後のフォローアップの重要性、吸入指導の重要性など学びました。

 

2日目
ポスター発表閲覧
AIの活用、整理された情報提供書記載方法、薬局のセカンドオピニオンサービス、プラセボ錠が有効であった事例、などについて学びました。

 

基調講演「女性の健康管理?女性のライフサイクルと特有の疾患の観点から?」
女性の疫学は非常に興味深く、ここまで男女差が明らかになっているのかと驚きました。また、機会があれば学びたい分野だと思います。
「薬局薬剤師におけるPMS漢方相談の実際」では、『月経前は全て実証、後は虚証』『証は日内変動もある』『痛みには、触れたくなる痛み、触れたくない痛みがあり、この違いは重要』など、漢方を考える上で基本的なことを学ぶことができました。(PMS:premenstrual syndrome 月経前症候群)

 

久しぶりの現地開催の学会に参加して
久しぶりの現地参加での学術大会は、長い旅となり大変でしたが、オンラインにはない良さがあったと思います。民医連は全国組織であるため、あちこちで一緒になることがあるのですが、初めて出会う他県の仲間・先輩との交流は、楽しい経験となりました。
次に参加する時までに、業務を一歩前進させ、新たな課題を持って、次回、学術大会に参加したいと思います。

 

コアラ薬局高崎店 石立真哉

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