原水爆禁止世界大会に参加して
原水爆禁止2024年世界大会の参加させていただきました。総会、ヒロシマデー集会では世界各国の方々の声を直接聞くことができました。核兵器使用の恐ろしさ、人々に与える恐怖を実感し、核兵器使用や威嚇を許してはならないと感じました。分科会では、平和公園を現地のガイドの方と歩き、様々な思いや願いを肌で感じることができました。自分が歩いているこの地に起こった出来事を想像しながら巡り、胸が苦しくなりました。また、被爆者である三戸さんより、当時の生活の様子から現在の自身や家族にまつわるお話をしていただきました。被爆者の方々は、自分だけではなく被爆2世、3世のことについて考えを巡らせていることを知り、原爆の苦しみは時が経過しても癒えることではないと改めて実感しました。
世界では、ロシア・ウクライナ・パレスチナ問題といった核兵器使用の危機が高まっています。私たちは、核兵器廃絶について強く訴えていかなければならないと感じました。日本は唯一の戦争被爆国です。世界へ発信できることは数多くあると思います。しかし、被爆79年を迎える今日、被爆の体験を語れる方々は減ってきています。私たちは被爆者の声を聴き、追体験をすること人々にどう語り継ぐかという事を考えていく必要があると感じました。
最後に、このような貴重な機会を与えてくださりカンパのお願いや千羽鶴作成に協力してくださった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
あおば薬局前橋店 宮田