7月23日に渋川市の北毛病院にて開催された北毛フードパントリーへ参加しました。
フードパントリーと聞き覚えのない言葉ですが配布可能な食料や日用品を集めて来場した人たちへ配布する活動のことをフードパントリーと呼ぶらしいです。(フードバンクは集めた食料などをいつでも受け取り可能な状態にしておく活動なので少し意味合いが違うそうです)
当日は猛暑の中、しかも快晴という立っているだけで汗が垂れてくるような天気でしたが会場の準備をしている段階で早くも来場者の列ができ始め、急遽近隣の施設から日除けのためにテントを借りてくるような賑わいでした。
北毛フードパントリーは渋川市内に加えて隣町の吉岡町、榛東村の小中学校や子ども食堂の活動をしている団体、企業へ開催案内や支援への協力要請を出しているため県内の食料配布支援としては最大規模になります。この日も開催案内を見て渋川市や周辺自治体に住んでいらっしゃる方々450名以上の参加となりました。
私は食料配布コーナーで来場された方に食料などを手渡していたのですが、多くの方が「こんなにもらって良いんですか?」、「これだけもらえると本当にたすかる」と口々に言っていたのが印象的でした。
食料配布の支援が必要なほど生活に困窮している人がこんなにも多くいることに驚きましたが、なにより一番衝撃的だったのが来場される方がほとんど一見すると普通のご家庭の家族だったり社会人だったり学生さんだったことです。けっしてぼろぼろの服を着ているだとかそんな分かりやすい雰囲気ではなく普通に道を歩いていればすれ違うような人たちがこんなにも生活に困っているのだと知り衝撃でした。
企業が支援の要請にこたえてくださりインスタントラーメンや調味料がたくさん届き、病院の周辺に住んでいらっしゃる農家の方々も当日野菜を届けてくださったりしてとても嬉しかったです。当日は猛暑日だったこともあり大玉スイカの抽選会(こちらは農家の方が当日の朝に即興で用意してくださったそうです)やカキ氷の配布もありとても大盛り上がりのフードパントリーとなりました。(休憩中にいただいたカキ氷とキュウリがとても美味しかったです・・・!)
このような活動が全国に広がっていくようにこれからもサポートをしていきたいです。
(あおば薬局渋川店 角田)